
HTS12システム
油焼き入れを含む工程用
HTS12システムの内容
・データロガー
・耐熱ボックス
・熱電対
・Thermal View Plus
データロガー

全てのフェニックスTMデータロガーは、工業用の厳しい環境の中で使用できるよう設計されています。
電子部品は、頑丈で水に強いアルミニュームのケースで保護されています。
データロガーの設計には、信頼できるデータを実現するよう、信号のノイズリダクション、精度を保証する温度補償などが組み入れられています。
全てのロガーは、ナショナルスタンダードにトレースされた校正証明書が付属します。
オプションとしてUKAS(イギリス)またはDKD(ドイツ)の校正証明書も提供できます。
| 型式 | PTM1-206 | PTM1-210 | PTM1-220 |
| チャンネル数 | 6 | 10 | 20 |
| 熱電対タイプ | K or N | ||
| 測定範囲 | -100 ~ +1370℃ (K) 、 -100 ~ +1300℃(N) | ||
| 精度 | ±0.3℃ | ||
| 分解能 | 0.1℃ | ||
| 動作可能最大内部温度 | +80℃ | ||
| 電池タイプ | 単三アルカリ電池×2本 | ||
| 測定周期 | 0.2秒~1時間の間で調整可能 | ||
| メモリー総数 | 最大3,800,000 データ(不揮発性メモリ) | ||
| スタート方法 | 時間、温度、ボタン、ソフトウエア | ||
| PC接続 | 有線接続 または Bluetooth接続 | ||
| 寸法 | 20×98×200mm (H×W×L) | ||
| 重さ | 700g | ||
TS-12 耐熱ボックス

焼入れと統合された浸炭処理は、ギアなどの製造における一般的な熱処理工程です。
そして、油はもっとも一般的な冷却媒体として使用されています。
油焼入れの間、製品は、油の流動状態や温度変動などによって歪む問題を抱えています。
加熱と焼き入れを通して、製品やその周りの様々な温度を測定することは非常に価値ある情報を提供します。
しかし、炉の外から工程の一部を測定するデータロガーではそれができません。
製品と共に工程を通過することができるフェニックスTMオイルクエンチシステムは、それを可能にします。
標準動作温度 最高1,000℃
| 型式 | TS12-200 | TS12-250 | TS12-300 |
| 400℃/h | 4.5 | 7.0 | 9.0 |
| 600℃/h | 3.2 | 5.0 | 7.0 |
| 800℃/h | 2.4 | 4.0 | 4.5 |
| 900℃/h | 2.1 | 3.5 | 5.0 |
| 950℃/h | 2.0 | 3.2 | 4.6 |
| 高さ mm | 200 | 250 | 300 |
| 幅 mm | 378 | 398 | 448 |
| 長さ※ mm | 592 | 612 | 662 |
| 重量/kg | 52 | 57 | 67 |
| ※20チャンネル仕様の場合 | |||
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私たちはそれを設計・製造することができます。
私たちは常に開発・新しいチャレンジを続けています。
熱電対

250℃から1000℃の温度には、シース熱電対が一般的です。
シース熱電対は、酸化マグネシウムで絶縁され、金属で保護されています。
特別なアプリケーションには、別の絶縁材料の熱電対を供給できます。
Thermal View Plus
完全な成果を得るための簡単な方法

簡単な設定
・ データロガーをどのようにスタートさせるか
・ 測定する周期
・ 使用する熱電対のチャンネル数
いつも同じ測定設定には、ワンマウスクリックまたはデータロガーのスタートボタンで設定できます。

温度プロファイルは、サーマルビューソフトウエアのグラフィックウインドウに表示されます。
表示する熱電対を個々に選択できます。詳細な分析を行うためズーム機能が使用できます。

スクリーンの左側に、ワンクリックで分析またはレポートが作成できる分析ツールボタンが配置されています。CSVデータによるインポートとエクスポート、フェニックスTMフォーマットのプロセスデータが出力できます。

硬化処理の仕様に適合しているか一目でわかります。概要が簡単にわかるワンページレポート機能も備えています
注:製品の改良のため、仕様は予告なく変更することがあります。
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