HTS03 1000℃以上の熱処理用

HTS03システム

1000℃以上の熱処理用

HTS03システムの内容
・データロガー
・耐熱ボックス
・熱電対
・Thermal View Plus

データロガー

全てのフェニックスTMデータロガーは、工業用の厳しい環境の中で使用できるよう設計されています。
電子部品は、頑丈で水に強いアルミニュームのケースで保護されています。
データロガーの設計には、信頼できるデータを実現するよう、信号のノイズリダクション、精度を保証する温度補償などが組み入れられています。
全てのロガーは、ナショナルスタンダードにトレースされた校正証明書が付属します。
オプションとしてUKAS(イギリス)またはDKD(ドイツ)の校正証明書も提供できます。

型式 PTM1-206 PTM1-210 PTM1-220
チャンネル数 6 10 20
熱電対タイプ K or N
測定範囲 -100 ~ +1370℃ (K) 、 -100 ~ +1300℃(N)
精度 ±0.3℃
分解能 0.1℃
動作可能最大内部温度 +80℃
電池タイプ 単三アルカリ電池×2本
測定周期 0.2秒~1時間の間で調整可能
メモリー総数 最大3,800,000 データ(不揮発性メモリ)
スタート方法 時間、温度、ボタン、ソフトウエア
PC接続 有線接続 または Bluetooth接続
寸法 20×98×200mm (H×W×L)
重さ 700g

TS-03 耐熱ボックス

歪みを最小限に抑えるために重要な箇所が強化、補強されています。
TS03耐熱ボックスは、データロガーを高温からのダメージから保護するよう設計されています。
最大20チャンネルのデータロガーを収納でき、特別に強度のある締め金具と2カ所の熱電対出口を備え、熱電対による摩耗防止用の布は交換可能で耐熱ボックスの寿命を延ばします。
標準動作温度最高1,200℃

型式 TS03-100 TS03-250 TS03-300
600℃ 48min 7.3h 9.5h
800℃ 36min 7.0h 7.2h
1000℃ 29min 4.8h 5.6h
1100℃ 26min 3.8h 5.0h
1200℃ 23min 3.8h 1.8h
高さ mm 100 250 300
幅 mm 278 351 401
長さ※ mm 538 630 680
※20チャンネル仕様の場合

 

お客様の工程に最適な耐熱ボックスが必要ですか?
要求事項をお知らせください。
私たちはそれを設計・製造することができます。
私たちは常に開発・新しいチャレンジを続けています。

熱電対


 

250℃から1000℃の温度には、シース熱電対が一般的です。
シース熱電対は酸化マグネシウムで絶縁され、金属で保護
されています。
特別なアプリケーションには、別の絶縁材料の熱電対を供給できます。

Thermal View Plus

完全な成果を得るための簡単な方法

簡単な設定

・ データロガーをどのようにスタートさせるか
・ 測定する周期
・ 使用する熱電対のチャンネル数
 

いつも同じ測定設定には、ワンマウスクリックまたはデータロガーのスタートボタンで設定できます。



 

温度プロファイルは、サーマルビューソフトウエアのグラフィックウインドウに表示されます。
表示する熱電対を個々に選択できます。詳細な分析を行うためズーム機能が使用できます。



 

スクリーンの左側に、ワンクリックで分析またはレポートが作成できる分析ツールボタンが配置されています。CSVデータによるインポートとエクスポート、フェニックスTMフォーマットのプロセスデータが出力できます。



 

硬化処理の仕様に適合しているか一目でわかります。概要が簡単にわかるワンページレポート機能も備えています

 
 
 
 
 

注:製品の改良のため、仕様は予告なく変更することがあります。

 

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